1級小型船舶免許を取った話
私は去年退職後職業訓練校に半年間通ったのだが資格らしい資格は取得していない
2種電気工事士ぐらい取ろうと思ったが、試験の申し込み日を過ぎてしまい受験していない
卒業後は海外での仕事が決まりかけていたがコロナでなくなってしまった
就職にすぐに役立ちそうな資格は自動車運転免許ぐらいのものだ
コロナ以降求人数は減っており私のような高齢、取り柄のない人間には就活の苦戦が予想される
仕事を見つけるのはコロナが落ち着いてからにして何か資格を取ろうと考えた
前から考えていた1級小型船舶操縦士免許を取ろう決めた
しばらくは海外には行けない
もし国内移住とかを考えるのなら暖かくきれいな海のあるところがいい
漁師や釣り船の手伝う仕事があれば船の免許はきっと役に立つだろう
ヨットやウインドサーフィンのように動力のない船は必要ないが、エンジンのついた船舶を運転するには船舶操縦士免許が必要だ
様々なカテゴリーがあるが1級小型船舶は20トン、24m以下の船であれば全世界どこの海域も操縦することができる
免許の取得は自動車と同じように、身体要件、学科実技の講義を受け試験がある
マリーナなどが開催している講習に参加すれば4日間ほどで取得できる
身体要件は片眼0.5以上、色覚異常がなく、声が聞き取れて手足が動かせればよいという緩いものだが医師の診断書は必要だ
取得の費用は医師の診断書、住民票などの提出書類も含めて全部で11万~14万ぐらい掛かる
車に比べて安いと思いませんか?
私の場合はネットで自分の家から比較的近い最安値のところを探した
講習の費用10万3千円、診断書5千円など全部で12万円以下で済んだ
さらに自動車の2種免許に当たる営業用に人を乗せることができる資格も+2万円ぐらいで取れるようだ
結構人気があるようで私の受けた講習も1か月後まで予約が埋まっていて9月末の受講となった
これはコロナの影響で1回の受講人数を通常の半分の6人以下に減らしていることもあるようだった
講習の教室はこんな感じ、コロナ対策でビニールカーテン越し
1日目 学科講習Ⅰ
2日目 学科講習Ⅱ
3日目 実技講習→実技試験
4日目 講習→学科試験
実技は基本的な操作なのでそれほど難しくはない
学科は結構高度な内容だと思うが試験問題は易しい
海図を使っての作図問題はちょっと難しかった
職業訓練校といい今回といい新しい知識が増えるのは楽しい
ということで無事終了し免許は1か月後ぐらいに送ってきた
暖かい南の海でこの免許を活用したゆるい仕事などあるのだろうか?