中古ポルシェの費用対効果に関して(皮算用)
前回≪ポルシェ購入記≫の続き
*写真はイメージです
家、家族、車が人生の3大不良債権という話を聞く
確かにいずれも維持管理固定費に多大なコストがかかる
家、家族、車を所有をしないという選択をすることで金銭的には余裕ができる
だがちょっと待ってほしい
これが別荘、愛人、外洋クルーザーであれば確かに了としよう
そこそこ程度の所得資産の人間なら持った興奮が冷めた時から維持コストの無駄さに手放すことを考えるだろう
だが家(自宅)を所有するか借りるかは意見の分かれるところだし、家族はそもそもコストパフォーマンスという考えになじまないと思う
さて今回は車の話だが
私は移動の手段としての車はすでに持っている
形が美しいとかオープンエアツーリングができるとかその他の妄想が理由なので完全に趣味道楽の世界だ
しかし不良債権というほどではないよな
以下具体的な費用について
購入価格であるが車両価格189万円車検整備と税金等諸費用、タイヤ、エンジンエアフィルター、エアコンフィルターを新品交換を加えて約220万円他に任意保険が年間9万円
合計229万円だった
意外と安いと思いませんか?
購入車したのはボクスター第2世代で2005年からのモデルであるが現行車までほとんどデザインが変わっていない
詳しい人が見れば分かるがたいていの人はポルシェの911もケイマンもイヤーモデルの違いも区別がつかない
まして婦女子であればなおさらである
現行の新車であれば1000万円近いポルシェとさして見分けがつかないのに金額的には軽の新車並みなのだ
だから何だ、ということではあるが・・・
車に限らず「所有物の記号性」とか「さして金がないのに金持とみられる意義」などは興味深いテーマなので気が向いたら改めて考察してみたい
私も古くなってきたのでいずれ視力、聴力も衰え脳みそも劣化が進みアクセルとブレーキ踏み間違えるようになる
そうなる前に売却して車無し生活をするか、あるいは自動運転車に切り替えるつもりだ
時期は一応4年後としておく
維持費用のうち車庫は自宅なのでかからない
税金5万×4、車検25万円、保険費用9万×4、修理費用を年間20万と見積もって合計161万円
ガソリン高速代を除いて車両+維持費4年間で390万円を見込む
そこから4年後の車両販売価格を引いた金額が所有費用となるのだが中古価格が高騰して維持費用を超えるかもしれない
クラシック空冷ポルシェは億の価格が付くものもあり、国産車でもGTRやRX7FDのように生産終了後新車価格以上の取引されている車もある
私の購入した車もそうなる可能性は十分あるのではないか?
奇跡的に修理費用が掛からなければ損益分岐点はさらに下がる
すでに修理代10万円が発生してはいるが(^^;)
そう今回のポルシェ購入はただの道楽、趣味、遊び、下心のための散財ではない
これは投資でなのだ
自動車は事故というリスクがある
無事にカーライフを終えることが最大の目標だ
安全運転で亀のごとく慎重なカーライフを送りたい
お題「#買って良かった2020」