半分引退日記 ―あるいは無駄遣いの軌跡―

会社員引退後の生活、遊び、お金の使い道など、どうでもいい事を書いてます

退職から3か月

退職から3か月がたった。

その前の有休、特別有休の分を含めると半年以上仕事をしていない。現在は失業手当受給の身である。労働はしていないがお金はもらえている。いい身分だね。でもこの分は住民税や健康保険料の自己負担分などでほぼなくなるはず。

 

まとまった自由な時間が取れたので毎月海外に行ってる。4月はインド、5月はUKとフランス、6月はベトナムに行ってきた。

海外に行ってないときもできるだけ予定やイベントは入れてきた。ハローワークにでも若干の就職活動もしてみた(PCで求人を眺めるだけ)

 

感想としては思ったほど劇的な変化ではないな。

サラリーマン時代も好きなことや興味あることは何でもしていた。退職してからの主な変化は「働かないこと」と「長期の海外旅行」ぐらいであろうか。

仕事は好きではなかったが苦痛というほどのことはなく、やっていればそれなりの刺激面白いこともあった。嫌な仕事に耐えてついにハッピーリタイア!でもなく退職で暇を持て余すわけでもない。会社の人間と今も飲みに行ったりしてるし。

 

退職を機会に時間の拘束がなくなり、ローン返済、学費、老後貯蓄が一応修了して家族に対する(経済的な)義務からも解放された。

 

結局60歳までフルタイムで働いたのでアーリーリタイアした人に比べ健康寿命でいられる期間は短くなった。50歳、55歳で引退すればさらに自由な時間がより若い体で5年10年自由な時間が増えたのだが。

 

それをしなかった、あるいは出来なかった理由はまず50代が年収のピークとなること(教育費他で支出ピークだったが)、その割に30代40代より仕事が楽になり時間的余裕もでき好きなことができたこと、だな。

 

50代でアーリーリタイヤできた人は若い時の自由な期間が長くて羨ましい。

自分の良かった点は年金受給までの期間が短いかつ積立期間が長いので金額も多くなる。また学費、家、親の介護などのリスク要因も少なくなっている。お金をかけずに楽しいことは沢山あるが、金のかかる楽しいこともあるはず。この3か月間は何が自分にとって一番楽しいことなのかを探す期間だったように思う。