半分引退日記 ―あるいは無駄遣いの軌跡―

会社員引退後の生活、遊び、お金の使い道など、どうでもいい事を書いてます

リタイアと家族

前回も書きましたが仕事はできれば55歳までに辞めてリタイアしたかったのですが、十分な資金が出来ず結局60歳になりました。要因は複数ありますが最も大きいのは子供の独立を待ったことがです。

 アーリーリタイアは独身で早くから節約投資により資金を準備するのが最も近道であろうと思います。既婚であってもパートナーが同じような指向であれば共働き前提でより早くリタイアも可能でしょう。

子供がいるとパートナーの労働も制限され(自分の場合は妻が退職)かつ養育教育費がかかります。子供一人を大学卒業までかかる費用は1500万円ぐらいと言われ、実感もそれに近いです。自分で選択したことでありますし家族がいることの喜びもpricelessですので満足納得はしています。
ただ大学を卒業して就職が決まるまでは何があるか分からないので引退時期は延びました。

 リタイアすることによって働く義務から解放され自由を手に入れることがあります。若干の仕事は続けるにしても責任やストレス拘束時間などは減らせます。

 既婚者の場合自由も制限されたものになります(自分の感想)。
私は退職後は好きに生きていくつもりですが、それでも資産資金がすべて自由に使える訳ではなく、旅行なども勝手に出かけてどこに居るのか分からないのはやめてくれ、と言われます。他にも既婚者ならではの制約もあります。

今後も家族が病気になったり、子供がニートになったり問題を起こしたりする可能性もあります。世間では自由に金も使えずリスクもあることから結婚しなかったり子供をつくらない人も多いのでしょう。

 とはいえ家族が居ることで良い面も沢山あるので、この制約(資金、時間、家庭環境)の中でいかにリタイア生活を楽しめるかというゲームを始めたいと思います。