スポーツクラブの高齢化
私がいわゆるフィットネスクラブ、スポーツクラブと呼ばれるものに行き始めたのは20代の頃でかれこれ35年ぐらいになる。
1980年代は今のようなスポーツクラブはほとんど無く、東京でもあるのはボディービルのクラブかホテルに付属する高級会員制フィットネスクラブだけであったと思う。
自分は巨人の星やあしたのジョーの昭和根性第一主義の時代に育ったが、それは過ちで科学的な運動、習慣が正しいという考えに目覚め、まず会費の安いボディービルクラブに入会したのだった。
その後もいろいろなスポーツクラブに入ったりやめたりしながら今は自宅に近い施設に通っている。若いときは多少真面目にやっていたが、適当な性格で努力が続かずムキムキになることも無く、現在はまあ年の割にはましかな、という程度だ。
かつて自分か単身赴任したときの住居探しの条件にしたのは、すく近くにスポーツクラブがあることだった。風呂を沸かしたり掃除するのが面倒だからだ。銭湯代わりに使ってた。
会社に行かなくなってから平日昼間に行かれるようになった。昼の時間は主婦のイメージがあったがリタイアした高齢男性が多い。昔はスポーツクラブは若い人が行くところだったが会員の平均年齢もどんどん上がってる。
図書館も平日昼間は高齢男性のたまり場になってる。スポーツクラブはただじゃ無いけど毎月定額の会費でいくらでも居られる。図書館は知的刺激になるし、運動は体にいい。ということで自分も含めじいさんばっかり集まってくる。これからさらに平均年齢が高くなるとそのまま高齢者デイサービス施設になるのかな。