半分引退日記 ―あるいは無駄遣いの軌跡―

会社員引退後の生活、遊び、お金の使い道など、どうでもいい事を書いてます

飲酒自粛2

私の父は酒を飲まない人だった。母も飲酒せず従って家には酒はなくアルコール文化に全く触れずに育った。
子供の頃は生身の酒飲みは正月の親戚の集まりぐらいで、酔っ払いとはテレビの中の加藤茶のイメージだった

 

自分自身は大学生の頃から普通に飲み出した
若い頃は昭和の人間らしく酒が強いのは男らしい、あるいはかっこいいという価値観であった

特に酒の上での問題もなく今日に至っている

 

身近で依存症の人間がいなかったのでアル中は主に書籍から知識を得た

自分が真剣に考えるようになったのは西原理恵子のもと旦那鴨下譲の話「鳥あたま紀行」と吾妻ひでおの「失踪日記」だ
どちらも漫画ではあるがアル中を考える良書だと思う

共著の 勝谷誠彦もアル中で死んだなぁ

失踪日記【電子限定特典付き】

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 続編の「アル中病練」の方がより詳しいのだけれど最初にこちらを読んだ衝撃が大きかった

アル中関連では、中島らも、まんしゅうきつこ、レイモンドカーヴァーなんかも読んだ
不謹慎ではあるがアル中は端で見ている分には面白いのだ
ただしそれが家族だったり本人だったらまあ悲惨だろうな

 

じぶんがもと医薬品関連の仕事でもあったので病気に対しては関心も高くまたかなり正確に誤解なく調べることができると思う

アル中(アルコール依存症)は一度なったら完治することはなく、完全な断酒以外にコントロールすることはできない

 

自分は酒や飲酒の場は好きなので止めたくはない
今は習慣飲酒、アル中予備軍の段階なのでアル中にならず完全に自己コントロールできる飲み方がしたい

そうだ家飲みは止めようコロナだから外で飲む機会もない今がチャンスだ

 

そうして始めたが最初の2週間は飲酒欲求が強い
夜になると口がさみしくなる。
それを過ぎるとあまり飲むことを考えなくなる
食事の量は増える。
禁酒日が1日づつ増えていくのもうれしい

 

でもここからなんだよね

酒を再開したときにぐだぐだ毎日飲みになるんだよな